1ポート PROFIBUS to Modbus TCPゲートウェイMGate 5101-PBM-MN シリーズ

1ポート PROFIBUS to Modbus TCPゲートウェイ

MGate 5101-PBM-MNゲートウェイは、PROFIBUSデバイス(PROFIBUSドライブやインストゥルメントなど)とModbus TCPホスト間の通信ポータルを提供します。すべてのモデルは頑丈な金属ケースで保護されており、DINレールマウントに取り付け可能です。またオプションとして内蔵光アイソレーションを提供しています。さらに、メンテナンスを容易にするためにPROFIBUSとイーサネットステータスのLEDインジケータを搭載しています。この堅牢な設計は、石油/ガス、電力、プロセスオートメーション、ファクトリーオートメーションなどの産業用途に適しています。

簡単な設定とトラフィック監視を実現するWindowsユーティリティ

MGate Managerユーティリティは、使いやすいインターフェースで設定や操作を可能な限り簡単に実行することができます。
まずMoxaのAutoScan機能を使用して、接続されているすべてのPROFIBUSスレーブデバイスと使用可能なI/Oモジュールを自動的に検出し、ゲートウェイ設定を迅速に完了します。その後、Modbus TCPマスター(SCADA、PLCなど)設定を支援する読みやすいデータマッピングテーブルが作成されます。さらに、MGate Managerユーティリティは、インポート/エクスポートのメンテナンス機能を設定したり、内蔵の監視ツールを使用してModbus通信パケットのログを管理し、トラブルシューティングを実行するときに使用することができます。

さまざまな保守機能

MGate 5101-PBM-MNシリーズは、リモート保守用のWebコンソールとTelnetコンソールを提供します。どちらのコンソールも、不正アクセスを防止するためのHTTPSやSSHなどの暗号化通信機能をサポートしています。また、ログ機能はModbusやPROFIBUSの接続イベントなどのメンテナンス用ファームウェアで提供され、各I/Oデータを監視し、Webコンソールからリモートでログを確認することができます。さらに、電源入力状態のリレー出力アラームも搭載しています。メンテナンスエンジニアは、トラブルシューティングと保守のために追加ツールを利用することも可能です。

冗長電源入力

MGate 5101-PBM-MNシリーズは、信頼性を高めるためにデュアル電源入力を装備しています。電源入力は、2つのライブDC電源への同時接続を可能にし、1つの電源に障害が発生したときも動作の中断を防ぎます。より高いレベルの信頼性のあるPROFIBUS-master-to-Modbus-TCPゲートウェイは、要求の厳しい産業用アプリケーションに理想的です。

主な特長

●PROFIBUSとModbus TCP間のプロトコル変換に最適
●PROFIBUS DP V1マスタ対応
●Modbus TCPクライアント/サーバをサポート
●PROFIBUSデバイスの自動スキャンと簡単な設定
●I/Oデータを視覚化するWebベースのGUI
●トラブルシューティングが容易になる組み込みのトラフィック監視/診断情報
●メンテナンスを容易にする状態監視と障害保護
●冗長デュアルDC電源入力と1つのリレー出力をサポート
●動作温度範囲：-40 ~ 75℃ (ワイド温度モデル)
●2 kV絶縁保護付きシリアルポート
●IEC 62443に基づくセキュリティ機能

本体